シャルルの日記

30代の男です。のんびり書いていきたいと思います。

3月は寒い

お金がない。

ってことで不要品販売を考えた。

とりあえずメルカリに登録。

売れそうなものがないか部屋中を物色する。

1円の価値にもならなそうな物や、ゴミや

ほこりの塊がたくさん見つかる。

これをメルカリに出品したら買う人いるのかな?んなわけあるか!!と独り言を言ってみたり、アカウント停止になるのかなと考えつつ掃除を始めた。

掃除をしながら思い出した事がある。

バスケットの神様、マイケル・ジョーダンを記事にした英字新聞

(恐らく歴史に残るような凄い試合をしたのだろう)

がプリントされたTシャツを着ながら電車に乗っていた。つり革に掴まりながら、携帯を操作していた。ん?…前に座っている人から視線を感じる。気にせず携帯を操作するが、まだ視線を感じる。長い。耐えきれず顔を見てやった。

外国人だ。白人男性だ。胸元にプリントされた英字新聞をずっと見ている。

どうしよう。動けない。

そうこうしているうちに、目的地だった池袋についた。でも彼がまだ見てる。

よし!わかった!気の済むまで読んでくれ!

僕は池袋を降りず、彼のために時間を捧げた。新宿で彼は降りていった。

チップくれてもいいよね?

家に帰ってからおもいっきりゴミ箱にダンクシュートを決めてやった。この出来事があって以来、英語が書いてある洋服は一切買わないことにしている。

あのTシャツ捨てないでメルカリに出せば良かったな。恩返しに彼が買ってくれるかも。